心理ゲーム:インナーチャイルド

「人生脚本セミナー」の中に、
「心理ゲーム」があります。

相手の人と何気なく繰り返してる「やりとり」が、
相手を傷つけたり、
喧嘩したり、
時には相手を死に至らしめる程の力がある、
厄介なモノです。


本人はただ相談したり、
話をしているだけなのですが、
無意識の中の自分が問題を起こし、
相手は不快な感情になり、怒り出す。

しかし、怒られた本人は
「私はただ相談しただけなのに、
      なぜ私の事を怒るの、
         意地悪するの、
          虐めるの、
           嫌われるの!」との、
意識しかありません。
 時には、他の人に自分の都合のよいところ
(相手が怒ったところ)だけを
言い触らして同情を引く行為をします。

仕掛けたのは「本人」なのに!
本人は全く自覚がありません。
ただ、
人が恋しく、
構って欲しいが故に行なう

「せつない行為」なのです。
 


喧嘩して、嫌われる結果しかないのに!
 
 



受講生たちも、一杯「ゲーム」を仕掛けています。
 


特に、相手が時間が無く、忙しい時に限ってよく仕掛けます。
 


私に相談という形で「ゲーム」を
無意識に仕掛けてくる子がいます。
 

その都度、
「今ゲームをしているよ」と伝えるのですが、
ゲームにハマってしまうと、

なかなか抜け出せないのが、現実です。
 


幼いときに、親から構ってもらえずに、
何とか自分に「振り向いてもらう」為に、
行なった「切ない行為」が原点です。
この事を繰り返し、強化し、今に至る結果です。
   「私を見て!」
   「私を愛して!」
   「私は淋しいの!」
   「私をひとりにしないで!」
こころの中で叫んでいる
「インナーチャイルド」の声を
   しっかり聴き、

   受け止め、
   しっかり抱きしめてあげてください。

一度、じっくり
「インナーチャイルドの叫びに」耳を傾けてみてください。
今も
「インナーチャイルド」こころの中で
「すすり泣いて」いますよ!